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まぼろしの白馬

2007.02.19 Monday 22:18
 
『まぼろしの白馬』
エリザベス・グージ 作
岩波少年文庫



児童文学の名作ですが、恥ずかしいことに未読だった物を、岩波少年文庫の新装版がでたことをきっかけに、やっと読みました。
新装版なので、厳密に言えば、新刊ではありません。

『まぼろしの白馬』は児童文学の古典・・・古典でもないか。1946年の作ですから。

舞台はイギリス南西部。時は1842年。

うーん、いいですねー。
憧れのイギリス児童文学の世界そのものです。

田舎の、古い貴族の館に、身寄りを亡くした少女マリアが、親戚を頼ってロンドンからやってきます。馬車を乗り継いで。

おおー、ますますいいですね!
わくわくする要素ばっかりです!

風采はよくないけれど小さいころからマリアを愛してくれている家庭教師。
恰幅がよくて気のいいおじさま。
謎の料理人。
夢で出会った少年。
母親のような、美しい村の女性。
見たこともないような大きな犬。利口な猫。

私が大好きだった(今も好きな)、古き良きイギリスの物語。
『まぼろしの白馬』もまた、そんな物語でした。

あきらかにファンタジーです。
でも、あからさまな魔法を使ったり、魔法で生きる世界ではなく、リアリズムの中のファンタジー。生活の続きであるファンタジー。

書かれた時代が古いだけに、その後のイギリス児童文学作品にも影響を与えているのかもしれませんね。

こういう物語はふさわしい年齢で読んでおきたかったと思う反面、まだ読んでなくて得した、とも思います。

『まぼろしの白馬』、訳は石井桃子さんなんですが、初訳は、1967年。

あかね書房『国際児童文学賞全集』のうちの一冊としてだされたそうです。
岩波少年文庫に入ったのは、1997年。
その際、あちこちを改訂したと、石井さんはあとがき(1997年時点)に書いています。

今年、2007年の3月10日で、石井桃子さんは100歳!
1997年でも90歳ですよ!

ごく最近は『百まいのきもの』の新装新訳『百まいのドレス』を出したし・・・。
ちなみに新版のほうは、色がとてもきれいになりました。



すごい!としか言いようがないですね!
児童文学 職業的に批評感想
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