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スポーツ青春小説 考

2007.01.01 Monday 20:44
 
あけましておめでとうございます。
12月は書き込みが少なかったので反省しなければ。

今日は天皇杯の決勝を後半だけ見ました。
箱根駅伝もありましたね。見なかったけど。

基本的に、スポーツ中継をみるのは大好きです。

野球、サッカーのようなしょっちゅう放映のあるものから、オリンピックなどでしかなかなかみれない競技も、アマチュアの競技会も、海外のプロスポーツも、競馬だろうがゴルフだろうがモータースポーツだろうが、武道でない格闘技以外はなんでもオッケー。

体操やフィギュアスケートのような見せるスポーツも好きで、ただいま大ブレイクのフィギュアでも、「民放の放映が増えて、五十嵐さんの解説を聞く場がなくなった!」てなマニアックなレベルで腹が立つほどには観戦キャリアありだったり・・・

スポーツマンガも大好きです。
ラブコメ色が強いもの以外のスポーツマンガ(ラブコメは好きだがスポ根でもラブコメ色は控えてほしい派)は、全部読めてるわけではありませんが、読めばたいがい好きです。

ちなみに現在連載中のイチオシはやはり『大きく振りかぶって』でしょうねえ。
『アフタヌーン』毎月立ち読みしていてよかった。

では、小説では?

去年は、走る青春スポーツ小説がたくさん刊行されましたが、実は一冊も読んでいません
なんというかこう、手を出すのに抵抗があるのです。

それはなぜか?
自分でも理由はわからなかったので、いろいろ考えてみました。

わたしは、学生時代に(少しだけど)陸上選手をしていたことがあって、走る世界はまったく未知なわけではありません。

なので、読んでウソっぽいと思うかもしれないのがイヤなのか?

とも思いました。
絶賛している書評家が陸上選手だったって話は聞かないし。

でも、小説なんてすべてが作家の作り上げた世界なんだから、経験者でなければリアルじゃないなんてことは絶対にないし、面白いという人があんなにいるんだから、それはやっぱり面白いんだろうし。

三浦しおんと佐藤多佳子については、「女性の書いた男性主役」というのにひっかかるのか?

それは、確かにある。
そんなに面白いスポーツ小説を書けるなら、なんでわざわざ男性にするのか?というところに、ひっかかってしかたがない。

しかしこれも、異性を主役にするのはウソっぽくなる、なんてことはない。
「ならなぜ女の子で書かなかったの?」という疑問は残るにしても。

二作が二作とも、女性がわざわざ男性スポーツ選手を書いたわけで。
またそれが大ヒットしているとなると、かつての女性スポーツ選手としては、こう腑に落ちないものが残ります。

でも、それがなかなか手を出せない理由の全部ではないはず。

ここまで考えて、かつて、知人が、息子の気持ちとして言った言葉を思い出しました。

『バッテリー』が1巻しかでていないころ。
それでも、図書館界なのでは話題の本でした。

ただ、図書館でも学校でも、中心読者は女の子
それも、ちょっと背伸びしたいタイプの女の子に、『バッテリー』を読む子が多いなと感じていました。巧がかっこいい、青波がかわいい、って。

でも知人は、「いや、けっこう高学年の男の子も読んでるよ」と教えてくれました。

その知人の息子。
当時、中学一年だったと思います。
小学校のころから『ゲド戦記』を愛読したりする本好きであり、
ずっとサッカーを続けていて、けっこういいところまでいっているスポーツマンです。

『バッテリー』について、
「息子はどうなの?」と聞いたら
あまり好きではない、との答え。

ほらやっぱり、と思ったら、好きでない理由というのが、私の考えとまったく違っていました。

『あれを読むと、自分はじゃあそこまでの思いをもって、それだけのことをしているのか、と思わされて、自分が巧のようにはできていない。そこまでなってない、と思わせられるのが嫌』

・・・ということらしい、との、母親の解説。

これを聞いたとき、
少年ってすごい!
と思いました。そして、自分のあさはかさにがっかり。

思い出話が長くなりましたが、わたしが今、走る小説を読めないのは、これかもしれない、と思ったのです。

もちろん、走っていたのは、はるか昔なのですが、じゃあ、

わたしは小説の登場人物たちのように、ひたむきだったのか?

という問いには、

思い出したくない!

と答えるしかありません。

小説のようには夢中じゃなかった。才能はなかった。走ることを好きじゃなかった・・・
そんなことを、そんな恥ずかしい記憶を、思い出させられて、突きつけられたくない!

と、思っているんです。

フィクションを読むなら、他人事で読みたい。

だから、マンガならわりと平気。
(絵がある時点で、リアルさが薄れる)
やったことのない世界の話なら平気。
(突っ込みようがない)
全然別次元の話なら平気。
(川島誠『800』は大丈夫なんですよね。男性作家による、はるか考えも及ばない男子高校生の世界の話だからか)


そう思うと、女性作家が男子学生を主役に書いたのも、自分がリアルに感じてしまう同性では突き放して書けないからかもな、とも、思います。
(それでもわたしは腑に落ちないが・・・)

ここまで書いて思い出しました。
『図書館戦争』

これ、読みたいと言いつつ、読んでいません。
予約を入れてればもうとっくに読めているのに、口で「読みたいね」と言うだけ。

読めない理由は、同じでしょう。

ああ、私ってこんなに心の狭い読者だったなんて・・・!!


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