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乱鴉の島

2006.07.04 Tuesday 20:28
 
『乱鴉の島』
有栖川有栖 作
新潮社



らんあのしま、と読みます。
火村アリス(ヘンな言い方・・・)の長編新作です。
アマゾンの表紙写真だと、黒くて暗い、一見エンギワル系カバーですが、背から裏表紙は、なぜかきれいな空色です。

モノがカラスなだけに、日本代表エンブレムのヤタガラス→ジャパンブルー

なんて、どうでもいい推測をしたりして。

ヤタガラスは神の使いとして熊野大社に祭られているので、今回の舞台が三重県ということにも関連があるじゃん・・・とか。

正確には、熊野大社は和歌山県ですが(熊野市は三重県)。

そんなわけで、今回、お疲れの火村先生は、三重県の伊勢志摩の孤島へ骨休めにいらっしゃってます。
三十男二人で行くのだから、当然ロマンスではなく殺人が・・・。
(そういや私の友人の三十男&四十男も、このあいだ二人で屋久島へいってたな)

三重県名張市に生まれ、志摩にも住んだことのある乱歩への敬意もあるんでしょうか。名張市に講演にも行ってみえましたしね。

今のミステリーは、入り組んだ人間ドラマのあるものが主流で、事件があって、探偵役が謎を解くという、パターンにのっとったきれいな謎解きは、短編集以外にはなかなかみられません。

ここに関しては私は保守的なのか、大仰なストーリー展開のものや社会問題をえぐったというようなものは苦手で、読む気がおこりません。
おかげで最近、読んでないことといったら・・・。

その点、有栖川有栖作品は、そんな方向に流れることもなく、安心して読めます。今の時代、とっても貴重。

有栖川作品にドラマがないというわけじゃありません。そこをこれでもか!というほど書かないのがいいのです。

愛だの恋だの人生だの、そんなものくどくど読みたくないの。
そういうものは、ちらっと、さりげなく、想像力を使う程度に出してくれたら十分だし、カッコイイ。

そんなわけで、今回も肩の力を抜いて、楽しみました。

火村センセイがキャッチボールをしたり、子どもと戯れたり(しかもうれしそう)する姿が見れる日がくるとは思わなかったなー!

それにしても、火村シリーズよりより好きな江上シリーズはどうしているのやら・・・。
孤島モノ、長編も火村に取られちゃったら、どうしたらいいのだ。

有栖川有栖センセイがもう、学生気分には戻れないのかな・・・?

そうそう、本書を読み始めに、漢字をよく見てくださいね。

タイトルは『』(からす)。
本文では、『』(からす)。
』(とり)と両方がよく出てくるので、読み分けないと困惑しますよー。
この本読んだよ!本の批評感想
comments(2)
trackbacks(1)

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2007.12.18 Tuesday 20:28
 
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コメント

わたしも火村シリーズより、江神シリーズの方が好きですね。
火村シリーズも、短編の国名シリーズ(ややこしい)はまだいいですが(^^;
関係ないですが、個人的に鴉と言えば、麻耶雄嵩の「鴉」が好きです。
ともみ
2006/07/06 10:35 AM
おお、そういえばありましたね麻耶雄嵩!
彼も書かない作家ですね。綾辻行人みたいに妻が荒稼ぎしているわけでもないのに、大丈夫なんでしょうか。
余計なお世話か・・・。
えりりん
2006/07/06 9:09 PM

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有栖川有栖「乱鴉の島」
本日ご紹介するミステリーは、有栖川有栖さんの「乱鴉の島」です。●あらすじ住む人の二人しかいない黒根島に、なぜか人が集まっていた。詩人兼作家の海老原瞬を囲む会だと言うのだが、島を間違えて上陸してしまった有栖川有栖と火村英夫は、歓迎されない雰囲気の中、彼

フォーチュンな日々(仮)
2006/11/06 9:57 PM

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