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2007.12.18 Tuesday
 

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いるいるだあれ

2007.12.18 Tuesday 21:43
 
JUGEMテーマ:読書

『いるいるだあれ』
岩合日出子 文
岩合光昭 写真
福音館書店



『10ぱんだ』に続く、岩合夫妻の(だよな?)写真絵本です。
動物のシルエット写真に、「・・・・だあれ?」と文章があり、
めくると、答え(動物のなまえ)があります。

やさしい文章なので、動物の名前がわかり始めたころの子どもへの読み聞かせによさそうです。本は小ぶりですが、園などでの読み聞かせにも使えそう。

でも、動物は野生動物で、犬猫じゃないので、「わんわん」言ってる子ではまだちょっと早いかな。

シルエット写真が素晴らしいです。
特に、ゾウとキリンは、感動してぐっときました

表紙はサイで、みての通りです。

ゾウとキリンの写真では、アフリカの大地では、ゾウもキリンもこんなに小さく、大地の一部なのだ、と思いました。
子どもたちにも、この感じを伝えたい。

ブッシュを駆けるカンガルーのも、草の中を駆けるシマウマもよいですが、やっぱりゾウとキリンですよ。

中で一つ、ペンギンだけが毛色が違いまして、なんかちょっと残念。しかも、めっちゃわかりやすい、アップのシルエットなんですよね。

ぜんぶ、大地の動物にしてほしかったなあ。

そうそう、シルエットの動物の部分もよいのですが、空の色にも注目です。

どれもみんな違う空の色なのです。とてもきれい。

でまた、ペンギンだけ空じゃないんだな、これが。
うーん、やはりペンギンは外してほしかった。
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こやたちのひとりごと

2007.12.11 Tuesday 20:53
 
JUGEMテーマ:読書

『こやたちのひとりごと』
谷川俊太郎 文
中里和人 写真
ビリケン出版



たのしい写真絵本がまた一つ。

小屋!

ふだんは、景色の一部になって、それだけを目にとめることはあまりありませんが、ちょっと思い出してみてください。

ほら、あなたの行動範囲の中だけでも、あそこに、ここに、小屋がありませんか?
よく見ると、一つとして同じ小屋はなく、どの小屋もとても、個性的。

そんな小屋の写真に、谷川さんが文章をつけるとあら不思議!
小屋たちが、ほんとうにしゃべっているとしか思えません!

とは言っても、この写真絵本はやはり、中里和人さんの写真があってこそ。

というか、写真を選んで、谷川さんはそれをみながら文章を考えたのでしょうね。

中里和人さんは、『小屋の肖像』という写真集が話題になりました。

そのころから、わたしの大好きな写真家さんです。何冊か、ちゃんと自前で持っています。
『路地』という写真集は、特にお気に入り。(『小屋の肖像』は画像がなかったのでこっちを貼っておきます)



路地小屋も、気にしなければ見えないようなものなのに、どの写真も、深い物語を秘めているのです。

ちなみに、わたしは電車の窓から小屋を見るのが大好きで、どこに出かけても路地にふらふら寄っていってしまう路地マニアです。
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ちょっとだけ

2007.12.06 Thursday 23:09
 
JUGEMテーマ:読書

『ちょっとだけ』
瀧村有子 作
鈴木永子 絵
福音館書店



2005年の『こどものとも年中向き』で発行されるや評判になった作品が、早くもハードカバーで登場!

こんなに早くハードカバーになったのって今までにあったかな?

福音館は、最近、
『こどものとも絵本』
というシリーズを始めたので、そのせいでしょうか。

『こどものとも傑作集』
は、もうありません。いや、在庫分はあるでしょうが、今後は
叢書名が『こどものとも絵本』に変わっていくようです。

さて、『ちょっとだけ』
あかちゃんが生まれて、おねえちゃんになった女の子のお話です。

いままで自分のものだったママの手は、赤ちゃんにかかりっぱなし。

おねえちゃんになったなっちゃんは、「ちょっとだけ」ママのスカートをつかんで歩き、自分で「ちょっとだけ」牛乳をコップにそそいだり、ボタンをとめたり・・・。

公園から帰って、どうしても眠くなったなっちゃんは、おかあさんに「ちょっとだけ」言います。

「ママ、ちょっとだけ、だっこして」

そのとき、ママがなっちゃんに言ったことばの、暖かいこと!

小さな子どもも喜ぶでしょうが、この絵本をいちばん愛しく思うのは、きっと母親です。

涙した人もいるのではないかと推測します。

こんなふうにできない、と悩むお母さんもいらっしゃるでしょうが、それなら、この本を一緒に読めばいいのです。

ちょうど同じころの子どもを持つお母さんだけでなく、小憎たらしい中学生になってしまった子どものお母さんも、胸をぎゅっと掴まれるような、懐かしく、愛しく、つらい思い出がよみがえるのではないでしょうか。

絵がまた、林明子さんに似た、ふんわりとやさしい子どもの絵。
作者も画家も、絵本は初めてということですが、、幸せな出会いになっています。

きっと、新しい定番絵本になるでしょう。

『こどものとも』2007年12月号『はやくかえってこないかな』で、またコンビを組んでいます。

こんどは、「おとうさん」という存在についてです。

よかったね、お父さんたち。
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きみは太陽のようにきれいだよ

2007.12.01 Saturday 00:22
 
『きみは太陽のようにきれいだよ』
チェマ・エラス 文
ロサ・オスナ  絵
福原麻希 訳
童話屋

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作者名が聞き慣れない発音ということでおわかりのように、英語圏ではない作品、スペインの絵本です。

内容は、『だってだってのおばあさん』の、恋愛版



ホセが、奥さんのアナを、町の広場でのパーティに誘います。
でもアナは、「でもわたしは行かない。だってもうおばあさんだから」と、断ります。

うつむいて、家にひっこんでいるアナ。
ホセは、あの手この手で・・・いや、あの言葉この言葉で、アナを励まし、誘い続けます。

暗い目でも、短いまつげでも、しわしわの顔や手足も、乾いたくちびるも、白くなった髪も、細い足も、きみはきみのままで、太陽のようにきれいだよ。

固くなっていたアナの心も、根負け(?)し、アナは、うつむいていた顔を上げます。

言葉攻めとは、さすがラテン民族です。
広場のダンスはラテン系だったのかな。

こういうの、日本人にはなかなか言えないと思いがちですが、なんのなんの、けっこう言う人はいるんですよ。おまえはイタリア人か!と突っ込みたくなるような人が・・・話題がそれましたムニョムニョ

瀬戸内寂聴さん推薦というこの絵本。
またこんな、今風の絵の、大人が喜ぶオサレ系なんかだしちゃって・・・

と思っていたのですが、不覚(?)にも、なんだかちょっと心動かされました。

どこがだろう?

アナが、しっかりおばあさんに描かれていて、「だって・・・」と言いながらうつむいている姿を見るのがつらかった。

最初にアナが「パーティなんか似合わないから」と言ったときのホセが、あまりにつらそうだった。

アナが鏡の前で自分を見つめて
「このままでいいんだわ」
と言ったときは、どれだけほっとしたことか。

たまには、こんな絵本もいいな。
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マチルダばあやといたずらきょうだい

2007.11.27 Tuesday 22:35
 
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『マチルダばあやといたずらきょうだい』
クリスティアナ・ブランド  作
エドワード・アーディゾーニ 絵
あすなろ書房



うええ、ちっとも新刊じゃありません。6月発行です。

気になってたのを最近やっと読みました。
面白かった!

なぜ気になったのか?

だって、作者がクリスティアナ・ブランドです。
『招かれざる客たちのビュッフェ』などの、イギリスミステリですよ!(創元などでは、クリスチアナ表記)


そんなブランドが児童書!?
でもって、挿絵が、チム・シリーズアーディゾーニ!?

そしてあとがきを読むと、なんと、ふたりはいとこ同士ですと!

へえーっ!
偉大な作家と画家のいとこ!なんだかすごい!

さらにこれがまた、面白いんですよ。

マチルダばあやとは、いわばメアリー・ポピンズ

・・・の、ダークサイド

恐ろしいいたずらをする子どものところにやってくる、おそろしいばあやなのです!

どのくらいおそろしいかというと、黒一色の衣装で、しわくちゃの顔で、小さな目で、じゃがいもを重ねたような鼻で、前歯が一本、墓石のように下唇の上にとびだしているのです!

そして、杖をドンと鳴らすと、おそろしいお仕置きが!

児童虐待!?と思いますが、マチルダばあやがやってくるブラウン家の子どもたちというのが、それはまあ、恐ろしいいたずらばかりするのです。

そのいたずらの様子を先に読むことになるので、ばあやがやってきたときは、よし、やれ!って気分になっていますからご心配なく。

・赤ちゃんのほにゅうびんのミルクを犬に飲ませる
・壁に花をかいて、ティーポットの紅茶をかける
・インクつぼ一つ一つにジャムをついでいく
・人形を並べて、首を落としていく
・妹の髪を、にかわでシャンプー

・・・その他いろいろ。

イギリスの子どもの本を読んでいると、けっこう、ええっ!?っていういたずらをしてますが・・・いたずらの範疇を超えてるだろ、と言いたいような・・・、ほんとにしてるんですかねー、彼らは。

とにかく、お話も面白いし、挿絵もまたお話にぴったり。

もともとは、ふたりの祖父母が、孫たちにしてくれたお話だそうで、子どものころから同じ話を聞き、同じイメージを抱いていたふたりならではなんですね。
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ゴールライン

2007.11.07 Wednesday 20:21
 
『ゴールライン』
秋本真 作
岩崎書店



すいません、読んでないです。
読む予定はいまのところナイです。
なので、良い悪いとか、好き嫌いは言いません。

なのになんでこんなとこに、っていうと、
だって挿絵がゴツボ×リュウジなんだものーハート

こんなん描いとらんと、もっとマンガ描け!

・・・と、ホントは言いたいんだけど。

で、挿絵なんですが、挿絵というより、まさしくマンガの一コマ

コマ割りあり、フキダシあり(しかもちゃんと活字)、集中線あり、擬音あり・・・

最近多いですね、こんなの。

ゴツボ×リュウジのほかの挿絵本は、こんな感じではなかったので、岩崎書店の希望なんでしょうな。

わたしは挿絵だけ見たら満足です。

若い作家のデビュー作。
でもなんでまた、走る話かねえ・・・。

ブームにのって?
二足目のわらじ?

第一印象で損すると思うんだけどな・・・
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ハコちゃん

2007.11.03 Saturday 23:32
 
『ハコちゃん』
竹下文子 文
前田マリ 絵
岩崎書店



わたしは、全然、まったく、ネコ好きではないんですが、ネコ好きの人にはきっと愛される絵本だと思います。

ネコ好きでなくても、ふふん、とほくそ笑んでしまったぐらいです。

ハコちゃんは、はこが好きで、はこがあるとすぐ入るからハコちゃんという名前。

ケーキのはこ、小さいはこ、丸いはこ・・・入れるものには何でも入る。

絵柄はリアル系ではないんですが、全体として、とってもリアルなんです。

絵の前田マリさんって、あまり記憶にない・・・
と思って調べました。

少し、子どもの本の挿絵などを描いていますが、絵本は初めてな模様。

そのかわり、ネコの画集を何冊かだしています。

なるほど!
ネコ画家としては筋金入りなんですね!

文章の竹下文子さんは、
『黒ねこサンゴロウ』


『おてつだいねこ』



シリーズの人ですから、当然ネコ好きなんでしょうし。

ネコ好きにはストライク間違いなしの絵本ですが、ネコ好きではないふつうの子どもに読んでも、喜んでもらえそうなところがよいですね。
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オーマイガッツ!プリンセス・ダイアリー

2007.11.01 Thursday 22:26
 
『プリンセス・ダイアリー クリスマスプレゼント編』
メグ・キャボット 作
河出書房新社



オーマイガッ!!
(とりあえずこれは言わなきゃね)

6月予定とかいって、延び延びになっていたプリンセス・ダイアリーの新刊がやっとでたの!

なのに、この薄さはなに!?
どうして誰も騒がないの!?

本文は 80ページ弱しかない。
なのに、巻末には翻訳者と編集者の対談が数ページもあるなんて、信じられなーい!

ジェノヴィア王国で初めてのクリスマスパーティ
マイケルとリリーが自家用ジェット(王国の)でやってくるって言うのに!

マイケルとミア(わたし、ね)の、『賢者のおくりもの』みたいなエピソードもあるってのに!(まあ、中身はスターウォーズとバフィーだけどさ)

ウイリアム&ヘンリー王子や、プリンセス・マサコや、信じられないほどかわいいアイコもやってくるって言うのに!

早く続きがでないと、もう知らないからね!!

あ、読むときは、「世界の皇室」「世界のプリンス」みたいな本を手元に置いて読んだ方が、より楽しめると思うわよ!
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オルガの世界一周

2007.11.01 Thursday 22:09
 
『オルガの世界一周』
ローレンス・ブルギニョン 作
カンタン・グレバン 絵
平凡社



なんかねー、おおこれは!という絵本に、しばらく出会ってないです。
さびしい限り。

なので、どこかにインパクトがあった絵本の紹介にします。

これは、なんつっても表紙ですよ!うへ!

魚眼レンズの犬写真がありますが、あれの牛版です。
迫力!!

とあるヨーロッパ(多分・・・。ベルギーの絵本だし)の草原に住むウシのオルガは、草ばかり食べる毎日にうんざりして、ある日、旅に出ました。

物知りの、一匹のハエも一緒です。

世界を(7か所ぐらい)まわって、まあ最後は自分の草原に戻ってくるわけですね。

透明感あふれる水彩画。鉛筆の線がそのまま残っているのも味です。

『カプチーヌ』も彼の絵・・・たしかに同じ、淡い水彩ですが、『カプチーヌ』の方は、さほど印象に残らなかったな。


これ以上はあんま、書くことないんだけど・・・

あ、そうそう!
表紙も迫力ですが、アフリカのダチョウのページもびっくりです。ヘンです。
ダチョウを顔(と首)だけ描いてあるのって、初めて見たかも・・・

遠くからでもわかりやすい絵だと思うので、読み聞かせに使ってみるといいかもしれませんね。

裏表紙には、ちゃんとハエさんがいるんだけど、表紙にはいないのかな?
こういうのは、子どもに探してもらわないといかん。
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ラークライト

2007.10.05 Friday 23:18
 
『ラークライト』
フィリップ・リーヴ 作



おっと!
発売当時に買ってまだ読んでないたらーっ
『移動都市』 創元SF文庫
の作者じゃないですか!

え?大人のSF?と思うかもしれませんが、『移動都市』の解説によると、もともとが児童文学で、『移動都市』が文庫ででたというほうが、特殊であったようです。

創元ダイアナ・ウイン・ジョーンズとかもだしてるからね。
彼女も、どっちかってーと大人向けか?な作品を書く人だし、このリーヴもそういう境界線の人なんですね。

『ラークライト』もやはりSFです。
日本の児童文学でSFというと、福島正実SF賞(ちょっと違うような・・・岩崎書店のやつです)の作品群がすぐ思い出されますが、そんな子どもっぽいものとは違います。

立ち位置はやはり、ライトノベル
『移動都市』も、ライトノベルレーベルからでればよかったのにね。

でもこの『ラークライト』はライトノベルではちときついか。
だってね、ヒロインの女の子が、その・・・可愛くないんですよね。顔が。

「メガネをとるとちょっと可愛い」らしいし、そんな眼鏡っ子好きや、キツい性格の女子を好きな男子も、どちらもアリですけど・・・。

ああそうか、カバーイラストのマートルが可愛くないんだわ。
このイラスト、みたことあるなあ。
あ、『崖の国の物語』の人かな。なんかちょっと好きになれない絵。
イギリスでは売れっ子のようですが。

マートル・・・。
ハリポタに、嘆きのマートルってのがいましたね。
マートルって、あんまり可愛いイメージのない名前なのかな?

でもこの『ラークライト』には、とってもキュートなキャラがいます。
その名は「ホバーホグ」

「ブタにそっくりだけど、肌は紫色でゆたんぽぐらいの大きさ」
「足のかわりにヒレがついてて、それで舵をとっている」
「あちこち飛び回っては、宙にういているパンくずや綿ぼこりなんかをのみこんでいる」

なんてキュートな!
なんて便利そうな!

部屋の天井にホバーホグがぷかぷか浮いていて、ときどきごみを掃除してくれると思うだけで楽しいぞ!
何匹もひもでくくったら、パラシュート代わりにもできるんだぞ!(作品中で一人やっている)

難点は、前に進むときは「腐った卵のにおい」のガスをお尻から噴射するらしいことですが・・・。
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