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2007.12.18 Tuesday
 

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まぼろしの白馬

2007.02.19 Monday 22:18
 
『まぼろしの白馬』
エリザベス・グージ 作
岩波少年文庫



児童文学の名作ですが、恥ずかしいことに未読だった物を、岩波少年文庫の新装版がでたことをきっかけに、やっと読みました。
新装版なので、厳密に言えば、新刊ではありません。

『まぼろしの白馬』は児童文学の古典・・・古典でもないか。1946年の作ですから。

舞台はイギリス南西部。時は1842年。

うーん、いいですねー。
憧れのイギリス児童文学の世界そのものです。

田舎の、古い貴族の館に、身寄りを亡くした少女マリアが、親戚を頼ってロンドンからやってきます。馬車を乗り継いで。

おおー、ますますいいですね!
わくわくする要素ばっかりです!

風采はよくないけれど小さいころからマリアを愛してくれている家庭教師。
恰幅がよくて気のいいおじさま。
謎の料理人。
夢で出会った少年。
母親のような、美しい村の女性。
見たこともないような大きな犬。利口な猫。

私が大好きだった(今も好きな)、古き良きイギリスの物語。
『まぼろしの白馬』もまた、そんな物語でした。

あきらかにファンタジーです。
でも、あからさまな魔法を使ったり、魔法で生きる世界ではなく、リアリズムの中のファンタジー。生活の続きであるファンタジー。

書かれた時代が古いだけに、その後のイギリス児童文学作品にも影響を与えているのかもしれませんね。

こういう物語はふさわしい年齢で読んでおきたかったと思う反面、まだ読んでなくて得した、とも思います。

『まぼろしの白馬』、訳は石井桃子さんなんですが、初訳は、1967年。

あかね書房『国際児童文学賞全集』のうちの一冊としてだされたそうです。
岩波少年文庫に入ったのは、1997年。
その際、あちこちを改訂したと、石井さんはあとがき(1997年時点)に書いています。

今年、2007年の3月10日で、石井桃子さんは100歳!
1997年でも90歳ですよ!

ごく最近は『百まいのきもの』の新装新訳『百まいのドレス』を出したし・・・。
ちなみに新版のほうは、色がとてもきれいになりました。



すごい!としか言いようがないですね!
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スポーツ青春小説 考

2007.01.01 Monday 20:44
 
あけましておめでとうございます。
12月は書き込みが少なかったので反省しなければ。

今日は天皇杯の決勝を後半だけ見ました。
箱根駅伝もありましたね。見なかったけど。

基本的に、スポーツ中継をみるのは大好きです。

野球、サッカーのようなしょっちゅう放映のあるものから、オリンピックなどでしかなかなかみれない競技も、アマチュアの競技会も、海外のプロスポーツも、競馬だろうがゴルフだろうがモータースポーツだろうが、武道でない格闘技以外はなんでもオッケー。

体操やフィギュアスケートのような見せるスポーツも好きで、ただいま大ブレイクのフィギュアでも、「民放の放映が増えて、五十嵐さんの解説を聞く場がなくなった!」てなマニアックなレベルで腹が立つほどには観戦キャリアありだったり・・・

スポーツマンガも大好きです。
ラブコメ色が強いもの以外のスポーツマンガ(ラブコメは好きだがスポ根でもラブコメ色は控えてほしい派)は、全部読めてるわけではありませんが、読めばたいがい好きです。

ちなみに現在連載中のイチオシはやはり『大きく振りかぶって』でしょうねえ。
『アフタヌーン』毎月立ち読みしていてよかった。

では、小説では?

去年は、走る青春スポーツ小説がたくさん刊行されましたが、実は一冊も読んでいません
なんというかこう、手を出すのに抵抗があるのです。

それはなぜか?
自分でも理由はわからなかったので、いろいろ考えてみました。

わたしは、学生時代に(少しだけど)陸上選手をしていたことがあって、走る世界はまったく未知なわけではありません。

なので、読んでウソっぽいと思うかもしれないのがイヤなのか?

とも思いました。
絶賛している書評家が陸上選手だったって話は聞かないし。

でも、小説なんてすべてが作家の作り上げた世界なんだから、経験者でなければリアルじゃないなんてことは絶対にないし、面白いという人があんなにいるんだから、それはやっぱり面白いんだろうし。

三浦しおんと佐藤多佳子については、「女性の書いた男性主役」というのにひっかかるのか?

それは、確かにある。
そんなに面白いスポーツ小説を書けるなら、なんでわざわざ男性にするのか?というところに、ひっかかってしかたがない。

しかしこれも、異性を主役にするのはウソっぽくなる、なんてことはない。
「ならなぜ女の子で書かなかったの?」という疑問は残るにしても。

二作が二作とも、女性がわざわざ男性スポーツ選手を書いたわけで。
またそれが大ヒットしているとなると、かつての女性スポーツ選手としては、こう腑に落ちないものが残ります。

でも、それがなかなか手を出せない理由の全部ではないはず。

ここまで考えて、かつて、知人が、息子の気持ちとして言った言葉を思い出しました。

『バッテリー』が1巻しかでていないころ。
それでも、図書館界なのでは話題の本でした。

ただ、図書館でも学校でも、中心読者は女の子
それも、ちょっと背伸びしたいタイプの女の子に、『バッテリー』を読む子が多いなと感じていました。巧がかっこいい、青波がかわいい、って。

でも知人は、「いや、けっこう高学年の男の子も読んでるよ」と教えてくれました。

その知人の息子。
当時、中学一年だったと思います。
小学校のころから『ゲド戦記』を愛読したりする本好きであり、
ずっとサッカーを続けていて、けっこういいところまでいっているスポーツマンです。

『バッテリー』について、
「息子はどうなの?」と聞いたら
あまり好きではない、との答え。

ほらやっぱり、と思ったら、好きでない理由というのが、私の考えとまったく違っていました。

『あれを読むと、自分はじゃあそこまでの思いをもって、それだけのことをしているのか、と思わされて、自分が巧のようにはできていない。そこまでなってない、と思わせられるのが嫌』

・・・ということらしい、との、母親の解説。

これを聞いたとき、
少年ってすごい!
と思いました。そして、自分のあさはかさにがっかり。

思い出話が長くなりましたが、わたしが今、走る小説を読めないのは、これかもしれない、と思ったのです。

もちろん、走っていたのは、はるか昔なのですが、じゃあ、

わたしは小説の登場人物たちのように、ひたむきだったのか?

という問いには、

思い出したくない!

と答えるしかありません。

小説のようには夢中じゃなかった。才能はなかった。走ることを好きじゃなかった・・・
そんなことを、そんな恥ずかしい記憶を、思い出させられて、突きつけられたくない!

と、思っているんです。

フィクションを読むなら、他人事で読みたい。

だから、マンガならわりと平気。
(絵がある時点で、リアルさが薄れる)
やったことのない世界の話なら平気。
(突っ込みようがない)
全然別次元の話なら平気。
(川島誠『800』は大丈夫なんですよね。男性作家による、はるか考えも及ばない男子高校生の世界の話だからか)


そう思うと、女性作家が男子学生を主役に書いたのも、自分がリアルに感じてしまう同性では突き放して書けないからかもな、とも、思います。
(それでもわたしは腑に落ちないが・・・)

ここまで書いて思い出しました。
『図書館戦争』

これ、読みたいと言いつつ、読んでいません。
予約を入れてればもうとっくに読めているのに、口で「読みたいね」と言うだけ。

読めない理由は、同じでしょう。

ああ、私ってこんなに心の狭い読者だったなんて・・・!!


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『ぎぶそん』がマンガに・・・

2006.11.22 Wednesday 20:38
 
伊藤たかみ『ぎぶそん』
このブログでも2回紹介していますが、なんと、とうとうゴツボ×リュウジがマンガの連載を始めたよ〜!!

とりあえず、ゴツボ×リュウジの新作っていう意味で、ひゃっほー祝

で、その情報を手に入れてから、雑誌を見つけるのに苦労しました。
月刊プシコ増刊  ">コミック 『ピアニッシモ』

月刊プシコってナニ・・・?

それはさておき。
置いてない、もしくは少部数ですぐ売れたんでしょうか。
3軒まわってやっと見つけました。

ポプラ社の新創刊少女マンガ雑誌(なんだろうな)です。
どこまでいくのか、ポプラ社。
すっかりメディアミックスです。

おめあてのゴツボ×リュウジ『ぎぶそん』はとうぜん巻頭カラー!
(でも表紙ではありません)

初回を見た限りでは、けっこうゴツボ×カラーな気がします。
ガクの部屋のロックなポスターなど、全部チェックしたくなるな。

挿絵の時から、かけるってまつり先輩の顔や、とは思っていましたが、やっぱちょっとかぶるかも。

・・・ほんとにかぶるのは、まつり先輩と森田さん(ハチクロ)ですが。羽海野チカも『ササメケ』の帯描いてたもんな・・・




ほとんどナチュラルにゴツボ×リュウジ作品みたいなのに、セリフ以外のモノローグの部分が、ゴツボ×リュウジ作品にはない、文学調(芥川賞作家ですから)で、そのギャップが新鮮というか笑えるというか。

褒めてるんですよ。
つか、『ぎぶそん』『ゴツボ』の両方が好きなんですもん。楽しくないわけないです。

難点は、『ピアニッシモ』掲載のほかのマンガがちっともよくないことです。
わたしは知らない漫画家ばかりなんだけど、人気漫画家ってこの中にいるのでしょうか?

『ぎぶそん』の次に目立ってるのが
『800』(原作 川島誠)



なんですが・・・この絵はないだろう、『800』に・・・。

そのほかのマンガ(ポプラ社刊の児童文学の漫画化などが多い)も、はっきりいってどーでもいいレベル。

記念なのでとりあえず今号は買いましたが、次回からは買いませんよ。

『ぎぶそん』コミックちゃんとでるんだろうな・・・という不安はありますが、出ると信じて、雑誌を買わずに待ちます。
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ダレン・シャン文庫化

2006.07.15 Saturday 17:06
 
書店に行ったら、レジの前に『ダレン・シャン』文庫が置いてあったので、驚きました。
まずは、3巻まで発売。




おお、しかも、8月9日発売の少年サンデーでマンガがスタート
とな。
とっても少年漫画らしい元気な絵柄なので、ファンには賛否両論でそうだな・・・


ちなみに『デモナータ』3巻も、8月9日ごろ発売予定。

文庫といっても、児童書の仕様で、ふつうでいう新書サイズです。693円。表紙は単行本と同じ。珍しいですが、英断ですね。


名づけて
『小学館ファンタジー文庫』ふうん。
第二弾、第三弾は、
『セブンスタワー』『サークル・オブ・マジック』でしょうね。
2、3年で文庫化ですかね。単行本の意義はどこに・・・
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はやみねかおる、文庫化!

2006.07.04 Tuesday 19:53
 
はやみねかおるが講談社文庫に。
虹北恭介じゃないですよ。

なんと、夢水清志郎シリーズ

手始めに、『そして五人がいなくなる』


これ一編で一冊のようですね〜。かなり薄い本になるんじゃないのかな?
まあ、

「超人気作家の方々からのはやみねかおるさんへ向けた「応援メッセージ」も収録予定」

とのことなので、そこでページ水増しってことでしょうね。

そこで気になるのが値段。
青い鳥文庫は税込み609円ですが、講談社文庫はこれより高くなるんでしょうか。

それはそれで、ヘンな感じだなあ。
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ハリー・ポッターと謎のプリンス

2006.05.22 Monday 16:21
 
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』



全七巻で完結予定のハリポタも、とうとう6巻目。
登場人物たちのなんてだれもが可愛くないことよ!

はっ、いやいや、感想より先に、冷静に図書館レポートをしなければ。

今回のカバーは、職場のみんなで「微妙な色」と言い合った、あおみどろ、いや、青緑色
しかも、本が薄い。でも『ゴブレット』とはおんなじくらいかな?値段も一緒だし。

図書館の予約状況ですが『不死鳥の騎士団』よりもさらに、予約人数が減っています。

(といっても多いけど・・・それでも『東京タワー』ほどではない)

『不死鳥の騎士団』時点で、予約が減ったな、と感じたので、またさらに減ったと言うことでしょう。

原因はわかりません。

,澆鵑頁磴辰討
読まなくなった人が増えた

のどちらかか・・・。

売り上げも減ってるようなので、△任靴腓Δ。

今回の内容を見れば、読者が減っても無理はない、とは思います。

ハリーたちにも、まわりの大人たちにも、誰一人共感できる人がいなくなっ
てしまった。

得にハリー。
主役なだけに出番が多くて(あたりまえ)、そのバカさ頑固さに、どれだけイライラさせられることか!!

ここまでイライラさせられる人物ばっかり描けるのは、いっそ見事か・・・。

登場人物に、無造作に大怪我をさせたり、殺したりするのも相変わらず。

『賢者の石』は、まだハリーたちが子どもで、子どもらしく動いていたし、いろんな魔法の用語や道具が、おもちゃ箱をひっくりかえしたようにきらきら出てきて、大勢が夢中になったにもわかります。

でも、巻を重ねてハリーたちが大人になると、ローリングの筆力では、思春期をまったく書ききれていない。

『謎のプリンス』では、ハリーは16、ロンやハーマイオニーは17歳になっています。
ま、青春真っ盛りで、いろいろあるんでしょうが、

ほんとうに共感できない!!

だれがだれとくっついても離れてもいいのよ。
そのプロセスや心の動きに納得や共感が出来ればね。

でも、どう考えても
「なんやねんこいつら!」としか思えない・・・。

無駄ないざこざで、わざと上下巻になるような暑さに引き伸ばしているのか?

そうじゃないかとは思っていたけど、ダンブルドアも、やっぱり思わせぶりなだけであまり賢くないし。

生き返っても驚きゃしないけど。

松岡佑子の翻訳は、相変わらず日本語が下手だし。
二人称の使い分けがダメで、誰と誰が話してるのか、誰に向かって話しているのか、ときどきわかんなくなります。

唯一、ちょっとうれしかったのは、ルーピン先生がささやかな幸せを手に入れたようだ、ということです。

あ、あといきなりフラーがでてきて、へえっ!?と思うまもなく、ビルとラブラブでびっくり。
でもかわいいじゃん。なぜロンママとロン妹が彼女を嫌うのかわからない。

しかしビルは存在感ゼロ・・・。
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女王陛下の少年スパイアレックス 映画情報

2006.05.05 Friday 23:01
 
翻訳当初からうわさのあった、
『ストームブレイカー 女王陛下の少年スパイ!アレックス』
が6月にイギリスで封切です。



この表紙を見た瞬間に、読まなきゃ!と思いましたねわたしは。
荒木比呂彦ファン・・・。

ファンでなくとも、このカッコいいカバーには目を引かれると思いますが。
なかなか本を読まない十代の少年にも勧められるカッコよさ。

でも実は、大人が読んでこそ楽しい部分も多いのです。
タイトル通り、007シリーズを思いっきり踏まえている、というか、パロっているので。

1巻じゃないけど、ヒロインが水着でプールから上がってきたりもする。14歳のくせに・・・。

で、映画情報。

主役のアレックス・ライダーには新人(多分)の ALEX PETTYFER。ペティファー、と読むのかな?

あら、同じアレックスですね。芸名?なかなかの美少年です。プラチナブロンドなんでちょっとびっくり。
(荒木比呂彦のイラストにひきずられているのか・・・)

アレックスん家のハウスキーパーに、アリシア・シルバーストーン。そういえばいたね、こんな人。老けてます。まあもともとオバサン顔だったけど。

ほかに、「また特殊メイクか!?」のヒゲ面ロン毛のミッキー・ローク(すっかりヘンな人・・・)や、
「今度は特殊メイクなしです!」アンディ・サーキス(LOTRのゴクリ・・・は原作だ、ゴラムですね)もでてます。

ロビー・コルトレーン(私にとっては心理探偵フィッツですが、普通の人にとってはハリポタのハグリッド)もでてるな。
みんな、HPの予告編でちらっとみれます。

そんでもって、ユアン・マクレガーが、アレックスのおじさん。
めっちゃちょい役だと思いますが・・・。

ええと・・えっ、ドニー・イェン!?きゃっvv
と思ったら、武術指導ですか。なんだ、本人はでないのか。なんだ残念。

ともあれ、映画でまたどのくらい007に近づいているか?と、
ちらっとでも、ユアンがかっこよく出るのではないか?
との期待で、見に行きたいと思います。

でも日本公開はまだ未定のよう・・・。
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メディエータ3巻出ました

2006.04.02 Sunday 14:32
 
なぜか検索がとても多い『メディエータ』シリーズなので、報告します。

第三巻、完結編のサブタイトルは「サヨナラ、愛しい幽霊」。



意味深なタイトルですが、そこはそれ、夢見る乙女のためのノベルですからねっ!

ジェシーとスーズは、最初から最後までラブラブです。あてられます。
しかも、最後を飾るのはダンスパーティ!
ううむ、恥の文化日本の乙女にはアコガレの世界・・・。

個人的にうれしいのは、この巻も、ジミー・チュウが健在だったことと、
スターウォーズネタも健在だったこと。

今回のセリフは、
「フォースの乱れを感じたとか?」でした。

ほんと、こんなイケてる(と、訳文ででてくる)カリフォルニアの女子高生物語に、普通にでてくるんだから、アメリカでのスターウォーズの浸透度がわかろうというもの。

いや、深読みすれば、田舎町のイケてない女子中・高校生があこがれて読むものかなという気がしないでもないけど。

ともかくも、このシリーズはこれで完結。
メグ・キャボットファンは『プリンセス・ダイアリー』の新刊をお待ちください。


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『ライオンと魔女』を読み直してみました

2006.02.18 Saturday 19:40
 
『ライオンと魔女』
ナルニア国ものがたり1 
C.S.ルイス 作 岩波書店

私の持っているナルニアは、ン年前に、大学の生協でセット買いしたものです。1割引なんだよね、生協。『指輪物語』もここでセット買いでした。

ナルニアは、初めて読んだのが何歳ごろかは覚えてないんですが・・・小学校のときに通っていた文庫かな・・・?

ともかく、少女と言える時代にかろうじて読んではあるはずです。

今回、何年ぶりかに、・・・10年ぶりぐらいかもしれない・・・読み返しました。

先日、スペシャルエディションを見て、「この1冊に単行本7冊分が全部入っているのか!」(1月7日「開館です」の回)と、ショックを受けたんですが、なるほど、短かったです。

そして今度は、「こんなに短いのに、面白いなんて!何十年も読み継がれているなんて!」と、ショックを受けました。

いまの、ファンタジーの長いシリーズは、いったい何にページを割いているのか、と、疑問に思わずにいられません。

映画の予告がテレビでも始まりましたが、戦いの場面があまりにも強調されていることにも気づきました。

映画館で何度も予告はみてたんですが、もうすっかり原作の雰囲気も忘れて、単に『ナルニア』という映画として、見ていたんですね、今思うと。

あんな映画みたいな戦闘場面、ないじゃん!

と、大声で言いたい。

本のほうは、「戦った」という言葉だけで、さらっと流しています。
なかなか寓話的で、ナルニアの雰囲気を決めているのはこういう部分かもしれないな、などと思います。

戦闘場面というのは、あらゆる意味で、映画的、ハリウッド的なんですね。アドレナリンばんばん。

『指輪物語』は、映画の戦闘シーンをみても、ああ本で書いてあったのは、こういうイメージなんだな、と思ったんですが、ナルニアは、原作と映画の戦闘シーンは相容れない感じがします。

映画を観て、本を読んだ人は、どう思うでしょうか。
本は、スピードと迫力がなくてつまんない、と思わなければいいのだけど。

もしそう思ってしまうような映画だったら、映画としては面白かったとしても、かなり、私はさびしいだろうと思います。

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映画『エラゴン』の話

2006.02.07 Tuesday 20:34
 
前回、スターウォーズに謝れ!とか(言ってないか・・・)さんざんコキおろした『エラゴン』ですが、映画化情報を求める声が多いようですので、ちょっと調べてみました。

2006年12月公開予定。(日本は不明)
監督は、Stefan Fangmeier ってことで・・・
初監督作品のようです。過去には、各映画のヴィジュアルエフェクトを担当してきている模様。

参加作品として、『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』『ギャラクシークエスト』のようなSF・ファンタジーなものから『プライベート・ライアン』『ツイスター』のヴィジュアル効果までいろいろ。

キャストは・・・

エラゴン
 Ed Speleers
ブロム   
 Jeremy Irons
ガルバトリックス
 John Malkovich
アジハド
 Djimon Hounsou
アーリア
 Sienna Guillory
ローラン 
 Chris Egan
誰の役!? 
 Robert Carlyle

エラゴンとローラン、若い二人は新人起用、ってなところでしょうか。

わー、ジェレミー・アイアンズが変態なんかでなくて普通の役だー。普通どころが勇士だよなー。なんだか違和感、いや新鮮(^^;)

ジョン・マルコビッチはやはり悪役で。怖いでしょうな。

ロバート・カーライルは何の役なんでしょう?メインキャストのはずですが・・・。エラゴンのマスターか?でも1巻にはでてこないよな・・・。もう2巻も撮ってるとか。

そして製作は、なんと20世紀FOX!
どひゃー!
『エラゴン』=『スターウォーズのパロディ』説を主張するものとしては、驚愕です!

こ、これは、スターウォーズのパロディも公認ってことですかっ!?
ひょっとして、ジェダイのマントとか、ライトセーバーを使い回しするとか!?
ロバート・カーライルのジェダイならちょっと観たいけど・・・いや、やっぱりそんなのは許せないぞ!

いや、使い回しと決まったわけじゃないですが・・・てか、しないだろうけど・・・。

とってもフクザツだー!!
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